関西素問亭

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五常政大論篇第七十

 

黄帝問曰.太虚寥廓.五運廻薄.衰盛不同.損益相從.願聞平氣.何如而名.何如而紀也.

岐伯對曰.昭乎哉問也.木曰敷和.火曰升明.土曰備化.金曰審平.水曰靜順.

 

帝曰.其不及奈何.

岐伯曰.木曰委和.火曰伏明.土曰卑監.金曰從革.水曰涸流.

 

帝曰.太過何謂.

岐伯曰.木曰發生.火曰赫曦.上曰敦阜.金曰堅成.水曰流衍.

 太過と不及の場合

帝曰.三氣之紀.願聞其候.

岐伯曰.悉乎哉問也.敷和之紀.

 

木徳周行.陽舒陰布.五化宣平.其氣端.其性隨.其用曲直.其化生榮.其類草木.其政發散.其候温和.其令風.其藏肝.肝其畏清.其主目.其穀麻.其果李.其實核.其應春.其蟲毛.其畜犬.其色蒼.其養筋.其病裏急支滿.其味酸.其音角.其物中堅.其數八.

木グループのはなしやね

 

升明之紀.正陽而治.徳施周普.五化均衡.其氣高.其性速.其用燔灼.其化蕃茂.其類火.其政明曜.其候炎暑.其令熱.其藏心.心其畏寒.其主舌.其穀麥.其果杏.其實絡.其應夏.其蟲羽.其畜馬.其色赤.其養血.其病瞤瘛.其味苦.其音徴.其物脉.其數七.

 火グループのはなしやね

備化之紀.氣恊天休.徳流四政.五化齊脩.其氣平.其性順.其用高下.其化豐滿.其類土.其政安靜.其候溽蒸.其令濕.其藏脾.脾其畏風.其主口.其穀稷.其果棗.其實肉.其應長夏.其蟲倮.其畜牛.其色黄.其養肉.其病否.其味甘.其音宮.其物膚.其數五.

 土グループのはなし

審平之紀.收而不爭.殺而無犯.五化宣明.其氣潔.其性剛.其用散落.其化堅斂.其類金.其政勁肅.其候清切.其令燥.其藏肺.肺其畏熱.其主鼻.其穀稻.其果桃.其實殼.其應秋.其蟲介.其畜雞.其色白.其養皮毛.其病欬.其味辛.其音商.其物外堅.其數九.

 金グループのはなし

靜順之紀.藏而勿害.治而善下.五化咸整.其氣明.其性下.其用沃衍.其化凝堅.其類水.其政流演.其候凝肅.其令寒.其藏腎.腎其畏濕.其主二陰.其穀豆.其果栗.其實濡.其應冬.其蟲鱗.其畜彘.其色黒.其養骨髓.其病厥.其味鹹.其音羽.其物濡.其數六.

故生而勿殺.長而勿罰.化而勿制.收而勿害.藏而勿抑.是謂平氣.

 水グループのはなし

委和之紀.是謂勝生.

生氣不政.化氣廼揚.長氣自平.收令廼早.

涼雨時降.風雲並興.草木晩榮.蒼乾凋落.物秀而實.膚肉内充.

其氣斂.其用聚.其動緛戻拘緩.其發驚駭.其藏肝.其果棗李.其實核殼.其穀稷稻.其味酸辛.其色白蒼.其畜犬雞.其蟲毛介.其主霧露淒滄.其聲角商.

其病搖動注恐.從金化也.少角與判商同.上角與正角同.上商與正商同.

其病支廢癰腫瘡瘍.其甘蟲.邪傷肝也.上宮與正宮同.

 

蕭飋肅殺.則炎赫沸騰.眚於三.所謂復也.

其主飛蠹蛆雉.廼爲雷霆.

 委は説文解字で「委,曲也」、康熙辞典では、和は「不堅不柔也」つまり、しっかりと力強く伸びる木という筍が、勝生

で、生じないはなし

伏明之紀.是謂勝長.

長氣不宣.藏氣反布.收氣自政.化令廼衡.

寒清數擧.暑令廼薄.承化物生.生而不長.成實而稚.遇化已老.

陽氣屈伏.蟄蟲早藏.其氣鬱.其用暴.其動彰伏變易.

其發痛.其藏心.其果栗桃.其實絡濡.其穀豆稻.其味苦鹹.其色玄丹.其畜馬彘.其蟲羽鱗.其主冰雪霜寒.其聲徴羽.

其病昏惑悲忘.從水化也.少徴與少.

邪傷心也.凝慘凓冽.則暴雨霖霪.眚於九.

其主驟注雷霆震驚.沈霒淫雨.

伏明で火が長じないはなし

卑監之紀.是謂減化.

化氣不令.生政獨彰.長氣整.雨廼愆.收氣平.風寒並興.草木榮美.秀而不實.成而粃也.

其氣散.其用靜定.其動瘍.涌分潰癰腫.

其發濡滯.其藏脾.其果李栗.其實濡核.其穀豆麻.其味酸甘.其色蒼黄.其畜牛犬.其蟲倮毛.其主飄怒振發.其聲宮角.其病留滿否塞.從木化也.少宮與少角同.上宮與正宮同.上角與正角同.其病飧泄.邪傷脾也.

振拉飄揚.則蒼乾散落.其眚四維.其主敗折虎狼.清氣廼用.生政廼辱.

 卑監は説文で賤と臨下で次の減化とつながるかな。つまり、化、変容しない(食べたものが)土のはなし

從革之紀.是謂折收.收氣廼後.生氣廼揚.長化合徳.火政廼宣.庶類以蕃.

其氣揚.其用躁切.其動鏗禁瞀厥.其發欬喘.其藏肺.其果李杏.其實殼絡.其穀麻麥.其味苦辛.其色白丹.其畜雞羊.其蟲介羽.其主明曜炎爍.其聲商徴.其病嚔欬鼽衄.從火化也.少商與少徴同.上商與正商同.上角與正角同.

邪傷肺也.

炎光赫烈.則冰雪霜雹.眚於七.其主鱗伏彘鼠.歳氣早至.廼生大寒

 革は説文で「獸皮治去其毛,革更之」

毛が抜けるんやね。大地から発生した季節から今度は抜ける、枯れる、大地に収まる、そしてまた発生するための更新の時期。

收氣が「廼」、説文で象气之出難、うまく収まらずに、「揚」っちゅうわけや

涸流之紀.是謂反陽.藏令不擧.化氣廼昌.長氣宣布.蟄蟲不藏.土潤水泉減.草木條茂.榮秀滿盛.

其氣滯.其用滲泄.其動堅止.其發燥槁.其藏腎.其果棗杏.其實濡肉.其穀黍稷.其味甘鹹.其色黅玄.其畜彘牛.其蟲鱗倮.其主埃鬱昏翳.其聲羽宮.其病痿厥堅下.從土化也.少羽與少宮同.上宮與正宮同.其病癃閟.邪傷腎也.埃昏驟雨.則振拉摧拔.眚於一.其主毛顯狐狢.變化不藏.

故乘危而行.不速而至.暴虐無徳.災反及之.微者復微.甚者復甚.氣之常也.

 涸流は文字通り水のはなしやね。

發生之紀.是謂啓展.土疏泄.蒼氣達.陽和布化陰氣廼隨.生氣淳化.萬物以榮.

其化生.其氣美.其政散.其令條舒.其動掉眩巓疾.其徳鳴靡啓坼.其變振拉摧拔.其穀麻稻.其畜雞犬.其果李桃.其色青黄白.其味酸甘辛.其象春.其經足厥陰少陽.其藏肝脾.其蟲毛介.其物中堅外堅.其病怒.

太角與上商同.

上徴則其氣逆.其病吐利.

不務其徳.則收氣復.秋氣勁切.甚則肅殺.清氣大至.草木凋零.邪廼傷肝.

發生は木やね。啓は説文で「開也」春やね。

赫曦之紀.是謂蕃茂.陰氣内化.陽氣外榮.炎暑施化.物得以昌.

其化長.其氣高.其政動.其令鳴顯.其動炎灼妄擾.其徳暄暑鬱蒸.其變炎烈沸騰.其穀麥豆.其畜羊彘.其果杏栗.其色赤白玄.其味苦辛鹹.其象夏.其經手少陰太陽.手厥陰少陽.其藏心肺.其蟲羽鱗.其物脉濡.其病笑瘧瘡瘍血流.狂妄目赤.

上羽與正徴同.其收齊.其病痓.上徴而收氣後也.

暴烈其政.藏氣廼復.時見凝慘.甚則雨水霜雹切寒.邪傷心也.

赫は説文で 火赤皃、曦は阳光。火のはなしやね。

敦阜之紀.是謂廣化.厚徳清靜順長以盈.至陰内實.物化充成.煙埃朦鬱.見於厚土.大雨時行.濕氣廼用.燥政廼辟.其化圓.其氣豐.其政靜.其令周備.其動濡積并稸.其徳柔潤重淖.其變震驚飄驟崩潰.其穀稷麻.其畜牛犬.其果棗李.其色黅玄蒼.其味甘鹹酸.其象長夏.其經足太陰陽明.其藏脾腎.其蟲倮毛.其物肌核.其病腹滿四支不擧.大風迅至.邪傷脾也.

敦は肥也、阜は土山、盛、大

廣はヨコの空間のひろがりかね。土のはなし。

堅成之紀.是謂收引.天氣潔.地氣明.陽氣隨陰治化.燥行其政.物以司成.收氣繁布.化洽不終.

其化成.其氣削.其政肅.其令鋭切.其動暴折瘍疰.其徳霧露蕭飋.其變肅殺凋零.

其穀稻黍.其畜雞馬.其果桃杏.其色白青丹.其味辛酸苦.其象秋.其經手太陰陽明.其藏肺肝.其蟲介羽.其物殼絡.其病喘喝胸憑仰息.

上徴與正商同.其生齊.其病欬.

政暴變.則名木不榮.柔脆焦首.長氣斯救.大火流.炎爍且至.蔓將槁.邪傷肺也.

 

堅く成る、収まるわけやから、秋やね、だんだん冬へと冷えてかたまってゆくんやね。

金のはなし

 

流衍之紀.是謂封藏.

寒司物化.天地嚴凝.藏政以布.長令不揚.

其化凛其氣堅.其政謐.其令流注.其動漂泄沃涌.其徳凝慘寒雰.其變冰雪霜雹.其穀豆稷.其畜彘牛.其果栗棗.其色黒丹黅.其味鹹苦甘.其象冬.其經足少陰太陽.其藏腎心.其蟲鱗倮.其物濡滿.其病脹.上羽而長氣不化也.

政過則化氣大擧.而埃昏氣交.大雨時降.邪傷腎也.

故曰.不恒其徳.則所勝來復.政恒其理.則所勝同化.此之謂也.

衍の説文は「 水朝宗于海也」(画像)

f:id:kenleechang:20180707080331j:image

水が流れてるねー

そりゃ腎水のはなしですわ。

 

 

  

帝曰.

天不足西北.左寒而右涼.

地不滿東南.右熱而左温.其故何也.

 空間イメージやで。上と下の回転交流やで。

岐伯曰.

陰陽之氣.高下之理.太少之異也.

東南方陽也.陽者其精降於下.故右熱而左温.

西北方陰也.陰者其精奉於上.故左寒而右涼.

是以地有高下.氣有温涼.高者氣寒.下者氣熱.故適寒涼者脹之.温熱者瘡.下之則脹已.汗之則瘡已.此湊理開閉之常.太少之異耳.

 陽は熱で陰を温め、陰は寒で陽を涼す。

上は開きっぱなしはあかんから、寒が高くあがって、涼しくする、下は、閉ざしっぱなしで浮腫むから熱がさがって温めて汗を出さす、開ける。

上と下の開閉バランスのはなし

帝曰.其於壽夭何如.

岐伯曰.

陰精所奉.其人壽.

陽精所降.其人夭.

 壽夭は説文でそれぞれ久也と屈也。長生きと早死やね。

帝曰善.其病也治之奈何.

岐伯曰.

西北之氣.散而寒之.

東南之氣.收而温之.

所謂同病異治也.

故曰.

氣寒氣涼.治以寒涼.行水漬之.

氣温氣熱.治以温熱.強其内守.

必同其氣.可使平也.假者反之.

同じ病を上からなおすか、下から治すかでんな。冷やしても治せるし、温めても治せると。

ちょうど良い固さ柔らかさを平とすると、氷水で固めたり、火で柔らかくしたり、冷やし加減火加減のはなし

 

帝曰善.一州之氣.生化壽夭不同.其故何也.

岐伯曰.

高下之理.地勢使然也.

崇高則陰氣治之.汚下則陽氣治之.陽勝者先天.陰勝者後天.此地理之常.生化之道也.

 なんで長生きと早死がおんねんと。

答えて曰く、地は陰で後天で壽、久しく生きる。そりゃそやね、地の陰気を食べて「化」して生きてゆけるわけやからね。酸素だけで、ガソリン入れずに空焚きは壊れるね。

帝曰.其有壽夭乎.

岐伯曰.

高者其氣壽.下者其氣夭.

地之小大異也.小者小異.大者大異.

故治病者.必明天道地理.陰陽更勝.氣之先後.人之壽夭.生化之期.乃可以知人之形氣矣.

天と地で呼吸でとらえてもええかも。

赤ん坊のはく息、泣き声、お母ちゃんの呼吸で天から下ってきたんや、あなたもわたしも。さて、乳を吸う、吸う呼吸やな、乳を吸わずにに何日いきられるやろうか?

吐く、出す、吸う、入れるの両方のバランスでいきとるんや。

天と地の阿吽の上げ下ろしと、出し入れの妙で寿命が左右される。せやから、長生き呼吸法がうまれるわな。

 

帝曰善.其歳有不病.而藏氣不應不用者.何也.岐伯曰天氣制之.氣有所從也.

 天と地の空間の次は、時間、めぐりかわる歳月、季節にどう対応してゆくか

帝曰.願卒聞之.

岐伯曰.

 

少陽司天.火氣下臨.肺氣上從.白起金用.草木眚.火見燔焫.革金且耗.大暑以行.欬嚔鼽衄鼻窒.曰瘍寒熱胕腫.風行于地.塵沙飛揚.心痛胃脘痛.厥逆鬲不通.其主暴速.

 

陽明司天.燥氣下臨.肝氣上從.蒼起木用而立.土廼眚.淒滄數至.木伐草萎.脇痛目赤.掉振鼓慄.筋痿不能久立.

暴熱至.土廼暑.陽氣鬱發.小便變.寒熱如瘧.甚則心痛.火行于稾.流水不冰.蟄蟲廼見.

 

太陽司天.寒氣下臨.心氣上從.而火且明.丹起.金廼眚.寒清時擧.勝則水冰.火氣高明.心熱煩嗌乾.善渇鼽嚔.喜悲數欠.熱氣妄行.寒廼復.霜不時降.善忘.甚則心痛.

土廼潤.水豐衍.寒客至.沈陰化.濕氣變物.水飮内稸.中滿不食.皮貘肉苛.筋脉不利.甚則胕腫.身後癰.

 

厥陰司天.風氣下臨.脾氣上從.而土且隆.黄起.水廼眚.土用革.體重肌肉萎.食減口爽.風行太虚.雲物搖動.目轉耳鳴.

火縱其暴.地廼暑.大熱消爍.赤沃下.蟄蟲數見.流水不冰.其發機速.

 

少陰司天.熱氣下臨.肺氣上從.白起金用.草木眚.喘嘔寒熱.嚔鼽衄鼻窒.大暑流行.甚則瘡瘍燔灼.金爍石流.

地廼燥清.淒滄數至.脇痛善太息.肅殺行.草木變.

 

太陰司天.濕氣下臨.腎氣上從.黒起水變.埃冒雲雨.胸中不利.陰痿.氣大衰而不起不用.

當其時.反腰脽痛.動轉不便也.厥逆.地廼藏陰.大寒且至.蟄蟲早附.心下否痛.地裂冰堅.少腹痛.時害於食.乘金則止水増.味廼鹹.行水減也.

少陽、陽明、太陽、けつ陰、太陰、少陰の三陰三陽。火、燥、寒、風、湿、熱。

臨下は説文で監でそれぞれの天の気候のことかね。対応する五臓の気と病症などあるね。

 

 

帝曰.歳有胎孕不育.治之不全.何氣使然.

岐伯曰.

六氣五類.有相勝制也.同者盛之.異者衰之.此天地之道.生化之常也.

厥陰司天.毛蟲靜.羽蟲育.介蟲不成.

在泉.毛蟲育.倮蟲耗.羽蟲不育.

少陰司天.羽蟲靜.介蟲育.毛蟲不成.

在泉.羽蟲育.介蟲耗不育.

太陰司天.倮蟲靜.鱗蟲育.羽蟲不成.

在泉.倮蟲育.鱗蟲.不成.

少陽司天.羽蟲靜.毛蟲育.倮蟲不成.

在泉.羽蟲育.介蟲耗.毛蟲不育.

陽明司天.介蟲靜.羽蟲育.介蟲不成.

在泉.介蟲育.毛蟲耗.羽蟲不成.

太陽司天.鱗蟲靜.倮蟲育.

在泉.鱗蟲耗.倮蟲不育.

諸乘所不成之運.則甚也.

故氣主有所制.歳立有所生.地氣制已勝.天氣制勝已.天制色.地制形.五類衰盛.各隨其氣之所宜也.

故有胎孕不育.治之不全.此氣之常也.所謂中根也.

根于外者亦五.故生化之別.有五氣五味五色五類五宜也.

 

帝曰.何謂也.

岐伯曰.

根于中者.命曰神機.神去則機息.

根于外者.命曰氣立.氣止則化絶.

故各有制.各有勝.各有生.各有成.

故曰.不知年之所加.氣之同異.不足以言生化.

此之謂也.

 

 

帝曰.

氣始而生化.氣散而有形.氣布而蕃育.氣終而象變.其致一也.

然而五味所資.生化有薄厚.成熟有少多.終始不同.其故何也.

岐伯曰.地氣制之也.非天不生.地不長也.

 

帝曰.願聞其道.

岐伯曰.

寒熱燥濕.不同其化也.

少陽在泉.寒毒不生.其味辛.其治苦酸.其穀蒼丹.

陽明在泉.濕毒不生.其味酸.其氣濕.其治辛苦甘.其穀丹素.

太陽在泉.熱毒不生.其味苦.其治淡鹹.其穀黅秬.

厥陰在泉.清毒不生.其味甘.其治酸苦.其穀蒼赤.其氣專.其味正.

少陰在泉.寒毒不生.其味辛.其治辛苦甘.其穀白丹.

太陰在泉.燥毒不生.其味鹹.其其氣熱.其治甘鹹.其穀黅秬.

化淳則鹹守.氣專則辛化而倶治.

 司天と在泉がでてくるので五運六気のはなしを。五運は木火土金水、六気は風暑湿燥寒火。そして干支ですな。天干と地支で六十干支。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸と子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。

今年2018年の干支は戊戌

甲きのえの年:土運太過
乙きのとの年:金運不及
丙ひのえの年:水運太過
丁ひのとの年:木運不及 
戊つちのえの年:火運太過
己つちのとの年:土運不及
庚かのえの年:金運太過
辛かのとの年:水運不及
壬みずのえの年:木運太過
癸みずのとの年:火運不及

戊で、火運太過(大運)

主運は決まっていて
初運は大寒当日から春分後13日まで 風温
ニ運は春分後13日から芒種後10日まで火熱

三運は芒種後10日から処暑後7日まで暑湿

四運は処暑後7日から立冬後4日まで涼燥
五運は立冬後4日から大寒当日まで冷寒

 

初運:木運(=角かく)
二運:火運(=徴ち)
三運:土運(=宮きゅう)
四運:金運(=商しょう)
五運:水運(=羽う)

2018年は火運太過なので太過、主運は

太角、少微、太宮、少商、太羽となり

次に客運は戊、土なので

太宮、少商、太羽、少角、太微

 つぎに

主気は

初気 :厥陰風木 (大寒から春分まで)
二之気:少陰君火 (春分から小満まで)
三之気:少陽相火 (小満から大暑まで)
四之気:太陰湿土 (大暑から秋分まで)
五之気:陽明燥金 (秋分から小雪まで)
六之気:太陽寒水 (小雪から大寒まで)

 そして客気

一之気:厥陰風木(一陰)
二之気:少陰君火(二陰)
三之気:太陰湿土(三陰)
四之気:少陽相火(一陽)
五之気:陽明燥金(二陽)
六之気:太陽寒水(三陽)

(三と四の気が入れ替わる)

 

ここで、司天と在泉の登場

60干支がありますが、1年を60日の6つにわけて前半の陽を司天、後半の陰を在泉とします。

そして12干支との対応。

子:少陰君火(二陰)
丑:太陰湿土(三陰)
寅:少陽相火(一陽)
卯:陽明燥金(二陽)
辰:太陽寒水(三陽)
巳:厥陰風木(一陰)
午:少陰君火(二陰)
未:太陰湿土(三陰)
申:少陽相火(一陽)
酉:陽明燥金(二陽)
戌:太陽寒水(三陽)
亥:厥陰風木(一陰)

2018年は戌なので

司天の気は太陽寒水となり

三の気が太陽寒水なので

2018年の客気、司天、在泉はこう

一之気 少陽相火
二之気 陽明燥金
三之気(司天)太陽寒水
四之気 厥陰風木
五之気 少陰君火

六之気(在泉)太陰湿土

 単純にその年が何どしかわかれば、三陰三陽サークルと干支サークルを重ねるだけでその年の客気、司天、在泉のながれかたがわかるね。

 

斜め 戌未軸(60年に二回)と太陽(寒水)軸

あと5の法則でその年の天干の陰陽がわかれば、運気の太過と不及がわかり、対応する五行の運気がわかる(対応する法則は謎!)

干支というのは何よりもまず時間循環イデアで60✕6で1年の循環バターン

(これは大前提!天干と地支、5+5   6+6、ここは数のマジックで2と5と6をベースにした時間に直線的でなく循環と差異をつくりだしている。

そこからその年の大きな運、大運がきまる。木火土金水の太過と不及やね。

多い年なのか、少ない年なのかは交互やねんね。陽の次は陰でという2の循環で時間の陰陽をとりだすといえる。

10干の甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(これも二つにわけてカテゴライズされる)と

12干支の子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥を

混ぜてシャッフルしてつくる60循環のマジック!

日と月と年の時間の属性をきめている。

時間は均一な流れでなくて形而上の「干支という時間イデア界」と形而下の現象界というふたつのまなざしでみるとヒジョーにわかりやすい。

ニュートンデカルト時空間からいっぺん出る必要があるんやね。

で、その年の陰陽、太過と不及を干支でチョイスしてその年の大運、その年の木火土金水の太過と不及

( )運太過/不及

そして1年を5つのcategoryにわけた主運初運から5運までの

角微宮商羽をさきほどの太過か不及で2通りにわかれて、それに対する客運はまたその年の干支に影響されて、その年の初運から5運の順番がきまる。

 

 

 

故曰.

補上下者從之.治上下者逆之.以所在寒熱盛衰而調之.

故曰.

上取下取.内取外取.以求其過.

能毒者以厚藥.不勝毒者以薄藥.此之謂也.

氣反者.

病在上.取之下.

病在下.取之上.

病在中.傍取之.

治熱以寒.温而行之.

治寒以熱.涼而行之.

治温以清.冷而行之.

治清以温.熱而行之.

故消之削之.吐之下之.補之寫之.久新同法.

 

帝曰.病在中.而不實不堅.且聚且散奈何.

岐伯曰.悉乎哉問也.無積者求其藏.虚則補之.藥以袪之.食以隨之.行水漬之.和其中外.可使畢已.

 

帝曰.有毒無毒.服有約乎.

岐伯曰.

病有久新.方有大小.有毒無毒.固宜常制矣.

大毒治病.十去其六.

常毒治病.十去其七.

小毒治病.十去其八.

無毒治病.十去其九.

穀肉果菜.食養盡之.無使過之.傷其正也.

不盡.行復如法.必先歳氣.無伐天和.無盛盛無虚虚.而遺人天殃.無致邪.無失正.絶人長命.

 

帝曰.其久病者.有氣從不康.病去而瘠.奈何.

岐伯曰.

昭乎哉聖人之問也.化不可代.時不可違.

夫經絡以通.血氣以從.復其不足.與衆齊同.養之和之.靜以待時.謹守其氣.無使傾移.其形廼彰.生氣以長.命曰聖王.

故大要曰.無代化.無違時.必養必和.待其來復.

此之謂也.

帝曰善.

無代化.無違時.必養必和.待其來復

変化と時にあわせて、養い、応え、回復ん「待つ」か‥

氣交變大論篇第六十九

 

黄帝問曰.

五運更治.上應天期.陰陽往復.寒暑迎隨.眞邪相薄.内外分離.六經波蕩.五氣傾移.太過不及.專勝兼并.願言其始而有常名.可得聞乎.

岐伯稽首再拜.對曰.

昭乎哉問也.是明道也.

此上帝所貴.先師傳之.臣雖不敏.往聞其旨.

 

帝曰.

余聞得其人不教.是謂失道.傳非其人.慢泄天寳.

余誠菲徳.未足以受至道.

然而衆子哀其不終.願夫子保於無窮.流於無極.余司其事.則而行之.奈何.

岐伯曰.

請遂言之也.

上經曰.夫道者.上知天文.下知地理.中知人事.可以長久.此之謂也.

 

帝曰.何謂也.

岐伯曰.

本氣位也.位天者天文也.位地者地理也.通於人氣之變化者人事也.

故太過者先天.不及者後天.所謂治化而人應之也.

 天の理と地の理があってやな、その間に氣之變化者として人がおると。

帝曰.五運之化.太過何如.

岐伯曰.

 

歳木太過.風氣流行.脾土受邪.

民病飧泄食減.體重煩寃.腸鳴腹支滿.上應歳星.

甚則忽忽善怒.眩冒巓疾.

化氣不政.生氣獨治.雲物飛動.草木不寧.甚而搖落.反脇痛而吐甚.衝陽絶者.死不治.上應太白星.

 

歳火太過.炎暑流行.金肺受邪.

民病瘧.少氣欬喘.血溢血泄注下.嗌燥耳聾.中熱肩背熱.上應熒惑星.

甚則胸中痛.脇支滿脇痛.膺背肩胛間痛.兩臂内痛.身熱骨痛.而爲浸淫.

收氣不行.長氣獨明.雨水霜寒.上應辰星.上臨少陰少陽.

火燔焫.冰泉涸.物焦槁.病反譫妄狂越.欬喘息鳴.下甚血溢泄不已.太淵絶者.死不治.上應熒惑星.

 

歳土太過.雨濕流行.腎水受邪.

民病腹痛清厥.意不樂.體重煩寃.上應鎭星.

甚則肌肉萎.足痿不收.行善瘈.脚下痛.飮發中滿.食減.四支不擧.

變生得位.藏氣伏.化氣獨治之.泉涌河衍.涸澤生魚.風雨大至.土崩潰.鱗見于陸.病腹滿溏泄.腸鳴反下甚.而太谿絶者.死不治.上應歳星.

 

歳金太過.燥氣流行.肝木受邪.

民病兩脇下少腹痛.目赤痛眥瘍.耳無所聞.

肅殺而甚.則體重煩寃.胸痛引背.兩脇滿且痛.引少腹.上應太白星.

甚則喘欬逆氣.肩背痛.尻陰股膝髀腨囲足皆病.上應熒惑星.

收氣峻.生氣下.草木斂.蒼乾凋隕.病反暴痛胠脇.不可反側.欬逆甚而血溢.太衝絶者.死不治.上應太白星.

 

歳水太過.寒氣流行.邪害心火.

民病身熱.煩心躁悸.陰厥.上下中寒.譫妄心痛.寒氣早至.上應辰星.

甚則腹大脛腫.喘欬寖汗出.憎風.大雨至.埃霧朦鬱.上應鎭星.

上臨太陽.雨冰雪霜不時降.濕氣變物.病反腹滿腸鳴.溏泄食不化.渇而妄冒.神門絶者.死不治.上應熒惑辰星.

 

木、火、土、金、水、太過でのはなし

 

 

帝曰善.其不及何如.

岐伯曰.悉乎哉問也.

 

歳木不及.燥廼大行.生氣失應.草木晩榮.肅殺而甚.則剛木辟著.悉萎蒼乾.上應太白星.民病中清.胠脇痛.少腹痛.腸鳴溏泄.涼雨時至.上應太白星.其穀蒼.

上臨陽明.生氣失政.草木再榮.化氣廼急.上應太白鎭星.其主蒼早.

復則炎暑流火.濕性燥.柔脆草木焦槁.下體再生.華實齊化.病寒熱瘡瘍.疿胗癰痤.上應熒惑太白.其穀白堅.

白露早降.收殺氣行.寒雨害物.蟲食甘黄.脾土受邪.赤氣後化.心氣晩治.上勝肺金.白氣廼屈.其穀不成.欬而鼽.上應熒惑太白星.

 

歳火不及.寒廼大行.長政不用.物榮而下.凝慘而甚.則陽氣不化.廼折榮美.上應辰星.民病胸中痛.脇支滿.兩脇痛.膺背肩胛間及兩臂内痛.鬱冒朦昧.心痛暴瘖.胸腹大.脇下與腰背相引而痛.甚則屈不能伸.髖髀如別.上應熒惑辰星.其穀丹.

復則埃鬱.大雨且至.黒氣廼辱.病鶩溏腹滿.食飮不下.寒中.腸鳴泄注.腹痛.暴攣痿痺.足不任身.上應鎭星辰星.玄穀不成.

 

歳土不及.風廼大行.化氣不令.草木茂榮.

飄揚而甚.秀而不實.上應歳星.

民病飧泄霍亂.體重腹痛.筋骨繇復.肌肉瞤酸.善怒.藏氣擧事.蟄蟲早附.咸病寒中.上應歳星鎭星.其穀黅.

復則收政嚴峻.名木蒼凋.胸脇暴痛.下引少腹.善大息.蟲食甘黄.氣客於脾.黅穀廼減.民食少失味.蒼穀廼損.上應太白歳星.

上臨厥陰.流水不冰.蟄蟲來見.藏氣不用.白廼不復.上應歳星.民廼康.

 

歳金不及.炎火廼行.生氣廼用.長氣專勝.庶物以茂.燥爍以行.上應熒惑星.民病肩背瞀重.鼽嚔.血便注下.收氣廼後.上應太白星.其穀堅芒.

復則寒雨暴至.廼零冰雹.霜雪殺物.陰厥且格陽.反上行.頭腦戸痛.延及囟頂發熱.上應辰星.丹穀不成.民病口瘡.甚則心痛.

 

歳水不及.濕廼大行.長氣反用.其化廼速.暑雨數至.上應鎭星.民病腹滿身重.濡泄.寒瘍流水.腰股痛發.膕腨股膝不便.煩寃.足痿清厥.脚下痛.甚則跗腫.藏氣不政.腎氣不衡.上應辰星.其穀秬.

上臨太陰.則大寒數擧.蟄蟲早藏.地積堅冰.陽光不治.民病寒疾於下.甚則腹滿浮腫.上應鎭星.其主黅穀.

復則大風暴發.草偃木零.生長不鮮.面色時變.筋骨併辟.肉瞤瘛.目視硯硯.物疏璺.肌肉胗發.氣并鬲中.痛於心腹.黄氣廼損.其穀不登.上應歳星.

 不及の場合。

 

帝曰善.願聞其時也.

岐伯曰.悉哉問也.

 

木不及.春有鳴條律暢之化.則秋有霧露清涼之政.春有慘凄殘賊之勝.則夏有炎暑燔爍之復.其眚東.其藏肝.其病内舍胠脇.外在關節.

 

火不及.夏有炳明光顯之化.則冬有嚴肅霜寒之政.夏有慘淒凝冽之勝.則不時有埃昏大雨之復.其眚南.其藏心.其病内舍膺脇.外在經絡.

 

土不及.四維有埃雲潤澤之化.則春有鳴條鼓拆之政.四維發振拉飄騰之變.則秋有肅殺霖霪之復.其眚四維.其藏脾.其病内舍心腹.外在肌肉四支.

 

金不及.夏有光顯鬱蒸之令.則冬有嚴凝整肅之應.夏有炎爍燔燎之變.則秋有冰雹霜雪之復.其眚西.其藏肺.其病内舍膺脇肩背.外在皮毛.

 

水不及.四維有湍潤埃雲之化.則不時有和風生發之應.四維發埃昏驟注之變.則不時有飄蕩振拉之復.其眚北.其藏腎.其病内舍腰脊骨髓.外在谿谷踹膝.

 

夫五運之政.猶權衡也.高者抑之.下者擧之.化者應之.變者復之.此生長化成收藏之理.氣之常也.失常則天地四塞矣.

 

故曰.天地之動靜.神明爲之紀.陰陽之往復.寒暑彰其兆.此之謂也.

 四時と不及のはなし。

 

帝曰.

夫子之言五氣之變.四時之應.可謂悉矣.

夫氣之動亂.觸遇而作.發無常會.卒然災合.何以期之.

岐伯曰.夫氣之動變.固不常在.而徳化政令災變.不同其候也.

 

帝曰.何謂也.

岐伯曰.

東方生風.風生木.其徳敷和.其化生榮.其政舒啓.其令風.其變振發.其災散落.

南方生熱.熱生火.其徳彰顯.其化蕃茂.其政明曜.其令熱.其變銷爍.其災燔焫.

中央生濕.濕生土.其徳溽蒸.其化豐備.其政安靜.其令濕.其變驟注.其災霖潰.

西方生燥.燥生金.其徳清潔.其化緊斂.其政勁切.其令燥.其變肅殺.其災蒼隕.

北方生寒.寒生水.其徳淒滄.其化清謐.其政凝肅.其令寒.其變凓冽.其災冰雪霜雹.

是以察其動也.有徳有化.有政有令.有變有災.而物由之.而人應之也.

 

方角、つまり時間の次は空間。

 

 

 

帝曰.

夫子之言歳候不及.其太過而上應五星.

今夫徳化政令.災眚變易.非常而有也.卒然而動.其亦爲之變乎.

岐伯曰.

承天而行之.故無妄動.無不應也.

卒然而動者.氣之交變也.其不應焉.

故曰.應常不應卒.此之謂也.

 

帝曰.其應奈何.

岐伯曰.各從其氣化也.

 

 

帝曰.其行之徐疾逆順何如.

岐伯曰.

以道留久.逆守而小.是謂省下.

以道而去.去而速來.曲而過之.是謂省遺過也.

久留而環.或離或附.是謂議災與其徳也.

應近則小.應遠則大.芒而大倍常之一.其化甚.

大常之二.其眚即也.

小常之一.其化減.

小常之二.是謂臨視.省下之過與其徳也.

徳者福之.過者伐之.

 

是以象之見也.高而遠則小.下而近則大.故大則喜怒迩.小則禍福遠.

歳運太過.則運星北越.運氣相得.則各行以道.

故歳運太過.畏星失色而兼其母.不及.則色兼其所不勝.

肖者瞿瞿.莫知其妙.閔閔之當.孰者爲良.妄行無徴.示畏侯王.

 

帝曰.其災應何如.

岐伯曰.

亦各從其化也.

故時至有盛衰.凌犯有逆順.留守有多少.形見有善惡.宿屬有勝負.徴應有吉凶矣.

 

帝曰.其善惡何謂也.

岐伯曰.有喜有怒.有憂有喪.有澤有燥.此象之常也.必謹察之.

 

帝曰.六者高下異乎.

岐伯曰.象見高下.其應一也.故人亦應之.

 

帝曰善.其徳化政令之動靜損益.皆何如.

岐伯曰.

夫徳化政令災變.不能相加也.

勝復盛衰.不能相多也.

往來小大.不能相過也.

用之升降.不能相無也.

各從其動而復之耳.

 

帝曰.其病生何如.

岐伯曰.徳化者.氣之祥.政令者氣之章.變易者復之紀.災眚者傷之始.氣相勝者和.不相勝者病.重感於邪則甚也.

 

帝曰善.

所謂精光之論.大聖之業.宣明大道.通於無窮.究於無極也.

余聞之.善言天者.必應於人.善言古者.必驗於今.善言氣者.必彰於物.善言應者.同天地之化.善言化言變者.通神明之理.非夫子.孰能言至道歟.

廼擇良兆.而藏之靈室.毎旦讀之.命曰氣交變.非齊戒不敢發.愼傳也.

 

やっぱり形而上のはなしとしんくろ

 

 

 

六微旨大論篇第六十八

 

黄帝問曰.

嗚呼遠哉.天之道也.如迎浮雲.若視深淵.視深淵.尚可測.迎浮雲.莫知其極.夫子數言謹奉天道.余聞而藏之.心私異之.不知其所謂也.

願夫子溢志.盡言其事.令終不滅.久而不絶.天之道.可得聞乎.

岐伯稽首再拜.對曰.明乎哉問天之道也.此因天之序.盛衰之時也.

 

帝曰.願聞天道六六之節.盛衰何也.

岐伯曰.

上下有位.左右有紀.

故少陽之右.陽明治之.

陽明之右.太陽治之.

太陽之右.厥陰治之.

厥陰之右.少陰治之.

少陰之右.太陰治之.

太陰之右.少陽治之.

此所謂氣之標.蓋南面而待也.

上下でみて右左は子午回転やね。 

 

故曰.因天之序.盛衰之時.移光定位.正立而待之.此之謂也.

 

少陽之上.火氣治之.中見厥陰.

陽明之上.燥氣治之.中見太陰.

太陽之上.寒氣治之.中見少陰.

厥陰之上.風氣治之.中見少陽.

少陰之上.熱氣治之.中見太陽.

太陰之上.濕氣治之.中見陽明.

所謂本也.本之下.中之見也.見之下.氣之標也.本標不同.氣應異象.

ここ重要やねー

天の気とそれに対応する臓と腑と本と標やね。

たとえば中が太陰なら外が陽明で、家でゆったら火をつくって料理する台所、竈やね。グツグツ火をつかって、風、空気(肺)をつかって、鍋は脾。素材から新しいものをクリエイトするところ。生理学ではATP産生のはなしかね。サウナのように蒸しますな。心の君火(精神的な火)とまたちゃうで。

太陰の脾と肺で火をつかって「化」したものを陽明の胃と大腸で熱いタオルをしぼるように真ん中から全体へ分配してゆくのだす。これは体温をつくってるともいえまんね。

ほんで、体温あがりすぎたり下がりすぎたらあかんから、太陽と少陰のはなしやね。体温、熱でとらえると傷寒論みたいに6でキレイにわかりやすいね。

体温をつくる台所に対して、家の水回りやね。もし火事になったら井戸から水くんできてバケツで火を消しますわな。

井戸が文句なく少陰腎ですわ。

ほんで水びたしになって火が消えてもうては困るから少陰心の君火とセットやね。腑の水のルートとして小腸と膀胱が準備されてるわけや。

はぁーうまいことつくってありまんね。

ドロドロの荒く熱く重い濁気、いずれウンコのルートとしての胃と大腸

ピュアな清い軽い清気、いずれ汗とおしっこのルートとしての小腸と膀胱

つまり火をつくるモノと火と火を守る火と水と最後にその差「風」を調整する厥陰と少陽、気の流れる差、ムラ、高低をヨコから支えてるんやわ。火と水のタテ軸の柱をヨコから棒が倒れないように棒が折れないようによこから両手で包む感じちゅうんかな。上の火と真ん中の火と下の水のタテの子午ラインをヨコから圧力をかけると、回転がはじまるやん!

木からはじまる五行っちゅうわけや。

陰陽、火と水の回転でいわゆる陰陽五行なんやで。2と5とほんでここで、6との対応、標と本、12で12干の回転と経絡の循環にもつながりますな〜。はぁーうまいことできてる。

真ん中の火に水が多いと湿、少ないと燥

陽明と太陰やね。

上の火に下の水が少ないと熱、陰気が多いと寒

太陽と少陰やね。

左右、ヨコ左右はシーソー、天秤みたいにバランスをとっていて、フイゴで炉に風を調整しながら送ってるわけやね。はじめチョロチョロナカパッパ、全体の火の調整と風の調整

少陰と厥陰やね。

6をにらみながらの火加減と水加減や。

 

 

帝曰.其有至而至.有至而不至.有至而太過.何也.

岐伯曰.至而至者和.至而不至.來氣不及也.未至而至.來氣有餘也.

 

帝曰.至而不至.未至而至.如何.

岐伯曰.應則順.否則逆.逆則變生.變則病.

 そりゃあそうやね。朝なのに鳴かない、夜に朝だよとなく鶏は病気やね。

モノノドウリ、キノドウリ、「理」やで。

帝曰善.請言其應.

岐伯曰.物生其應也.氣脉其應也.

 

帝曰善.願聞地理之應六節氣位.何如.

岐伯曰.

顯明之右.君火之位也.

君火之右.退行一歩.相火治之.

復行一歩.土氣治之.

復行一歩.金氣治之.

復行一歩.水氣治之.

復行一歩.木氣治之.

復行一歩.君火治之.

相火之下.水氣承之.

水位之下.土氣承之.

土位之下.風氣承之.

風位之下.金氣承之.

金位之下.火氣承之.

君火之下.陰精承之.

 

帝曰.何也.

岐伯曰.亢則害.承廼制.制則生化.外列盛衰.害則敗亂.生化大病.

君火と相火と

五行の相生と相克の関係のことかね。則と承。

 

帝曰.盛衰何如.

岐伯曰.非其位則邪.當其位則正.邪則變甚.正則微.

 

帝曰.何謂當位.

岐伯曰.木運臨卯.火運臨午.土運臨四季.金運臨酉.水運臨子.所謂歳會氣之平也.

 

帝曰.非位何如.

岐伯曰.歳不與會也.

 

 

帝曰.

土運之歳.上見太陰.

火運之歳.上見少陽少陰.

金運之歳.上見陽明.

木運之歳.上見厥陰.

水運之歳.上見太陽.奈何.

岐伯曰.天之與會也.故天元冊曰天符.

キチンと 回転してる地球と太陽を誰もとめられへんし、「位」は説文解字

列中庭之左右謂之位

列、右左を外れたのが邪、非其位則邪やね。

 

天符歳會何如.

岐伯曰.太一天符之會也.

 

帝曰.其貴賎何如.

岐伯曰.天符爲執法.歳位爲行令.太一天符爲貴人.

 

帝曰.邪之中也奈何.

岐伯曰.

中執法者.其病速而危.

中行令者.其病徐而特.

中貴人者.其病暴而死.

 

帝曰.位之易也何如.

岐伯曰.

君位臣則順.

臣位君則逆.

逆則其病近.其害速.

順則其病遠.其害微.

所謂二火也.

 

帝曰善.願聞其歩何如.

岐伯曰.所謂歩者.六十度而有奇.故二十四歩.積盈百刻而成日也.

 

帝曰.六氣應五行之變何如.

岐伯曰.位有終始.氣有初中.上下不同.求之亦異也.

 

帝曰.求之奈何.

岐伯曰.天氣始於甲.地氣始於子.子甲相合.命曰歳立.謹候其時.氣可與期.

 

帝曰.願聞其歳六氣.始終早晏何如.

岐伯曰.明乎哉問也.

甲子之歳.

初之氣.天數始於水下一刻.終於八十七刻半.

二之氣.始於八十七刻六分.終於七十五刻.

三之氣.始於七十六刻.終於六十二刻半.

四之氣.始於六十二刻六分.終於五十刻.

五之氣.始於五十一刻.終於三十七刻半.

六之氣.始於三十七刻六分.終於二十五刻.

所謂初六.天之數也.

 

乙丑歳.

初之氣.天數始於二十六刻.終於一十二刻半.

二之氣.始於一十二刻六分.終於水下百刻.

三之氣.始於一刻.終於八十七刻半.

四之氣.始於八十七刻六分.終於七十五刻.

五之氣.始於七十六刻.終於六十二刻半.

六之氣.始於六十二刻六分.終於五十刻.

所謂六二.天之數也.

 

丙寅歳.

初之氣.天數始於五十一刻.終於三十七刻半.

二之氣.始於三十七刻六分.終於二十五刻.

三之氣.始於二十六刻.終於一十二刻半.

四之氣.始於一十二刻六分.終於水下百刻.

五之氣.始於一刻.終於八十七刻半.

六之氣.始於八十七刻六分.終於七十五刻.

所謂六三.天之數也.

 

丁卯歳.

初之氣.天數始於七十六刻.終於六十二刻半.

二之氣.始於六十二刻六分.終於五十刻.

三之氣.始於五十一刻.終於三十七刻半.

四之氣.始於三十七刻六分.終於二十五刻.

五之氣.始於二十六刻.終於一十二刻半.

六之氣.始於一十二刻六分.終於水下百刻.

所謂六四.天之數也.

 

次戊辰歳.初之氣.復始於一刻.常如是無已.周而復始.

 

帝曰.願聞其歳候何如.

岐伯曰.悉乎哉問也.

日行一周.天氣始於一刻.

日行再周.天氣始於二十六刻.

日行三周.天氣始於五十一刻.

日行四周.天氣始於七十六刻.

日行五周.天氣復始於一刻.

所謂一紀也.

是故寅午戌歳氣會同.

卯未亥歳氣會同.

辰申子歳氣會同.

巳酉丑歳氣會同.

終而復始.

 

 

帝曰.願聞其用也.

岐伯曰.

言天者求之本.

言地者求之位.

言人者求之氣交.

 

帝曰.何謂氣交.

岐伯曰.上下之位.氣交之中.人之居也.

 

故曰.

天樞之上.天氣主之.

天樞之下.地氣主之.

氣交之分.人氣從之.萬物由之.此之謂也.

 

帝曰.何謂初中.

岐伯曰.初凡三十度而有奇.中氣同法.

 

帝曰.初中何也.

岐伯曰.所以分天地也.

 

帝曰.願卒聞之.

岐伯曰.初者地氣也.中者天氣也.

 

 

帝曰.其升降何如.

岐伯曰.氣之升降.天地之更用也.

 

帝曰.願聞其用何如.

岐伯曰.

升已而降.降者謂天.

降已而升.升者謂地.

天氣下降.氣流于地.

地氣上升.氣騰于天.

故高下相召.升降相因.而變作矣.

 天と地の陰陽が昇降しながら回転していてその間が人になる。5と6と 十干十二支、その法則を知れば邪に対応できるわけや。このスケールの大きさ!

ちっちゃな現代人の自我で経絡なんかわかるはずがないわ。

帝曰善.寒濕相遘.燥熱相臨.風火相値.其有聞乎.

岐伯曰.氣有勝復.勝復之作.有徳有化.有用有變.變則邪氣居之.

 気はまじあったりぶつかったり、用の場合も變の場合もある

帝曰.何謂邪乎.

岐伯曰.

夫物之生.從於化.物之極.由乎變.變化之相薄.成敗之所由也.

故氣有往復.用有遲速.四者之有.而化而變.風之來也.

康煕字典より天地隂陽運行,自有而無,自無而有,萬物生息則爲化

帝曰.

遲速往復.風所由生.而化而變.故因盛衰之變耳.

成敗倚伏.遊乎中.何也.

岐伯曰.成敗倚伏.生乎動.動而不已.則變作矣.

 康煕字典より變,動也、

風の吹く方角、力、諸々で往復遅速、様々な偏差、「差位」が生まれ、だからこそ「動」で、「變」で「化」ちゅうことかね。

 

帝曰.有期乎.

岐伯曰.不生不化.靜之期也.

 きた!だから、「静」とは?

帝曰.不生化乎.

岐伯曰.

出入廢.則神機化滅.升降息.則氣立孤危.故非出入.則無以生長壯老已.

非升降.則無以生長化收藏.

是以升降出入.無器不有.

故器者生化之宇.器散則分之生化息矣.

故無不出入.無不升降.化有小大.期有近遠.四者之有.而貴常守.反常則災害至矣.

故曰.無形無患.

此之謂也.

 昇降つまり天と地、出入り、つまりうちと外の「動」がなければ、生きて長じて化してゆくことはない。

生が「化」して器になりそこを気が昇降出入りしている。いろいろな器があり、だからその常を守りで散ってしまわないようにと。

帝曰善.有不生不化乎.

岐伯曰.悉乎哉問也.與道合同.惟眞人也.

帝曰善.

静とは真人ですわ

五運行大論篇第六十七

 

黄帝坐明堂.始正天綱.臨觀八極.考建五常.請天師而問之曰.論言.

天地之動靜.神明爲之紀.

陰陽之升降.寒暑彰其兆.

 

余聞五運之數於夫子.夫子之所言.正五氣之各主歳爾.首甲定運.余因論之.

 黄帝がいいますな

鬼臾區曰.

土主甲巳.金主乙庚.水主丙辛.木主丁壬.火主戊癸.

子午之上.少陰主之.

丑未之上.太陰主之.

寅申之上.少陽主之.

卯酉之上.陽明主之.

辰戌之上.太陽主之.

巳亥之上.厥陰主之.

不合陰陽.其故何也.

 鬼臾區がいいますな。時間と空間、十干、十二支と三陰三陽の割り振り。

岐伯曰.

是明道也.此天地之陰陽也.

夫數之可數者.人中之陰陽也.然所合.數之可得者也.

夫陰陽者.數之可十.推之可百.數之可千.推之可萬.

天地陰陽者.不以數推.以象之謂也.

 

帝曰.願聞其所始也.

岐伯曰.昭乎哉問也.

臣覽太始天元冊文.丹天之氣.經于牛女戊分.

黅天之氣.經于心尾己分.

蒼天之氣.經于危室柳鬼.

素天之氣.經于亢氐昴畢.

玄天之氣.經于張翼婁胃.

所謂戊己分者.奎壁角軫.則天地之門戸也.

夫候之所始.道之所生.不可不通也.

 

帝曰善.論言.天地者萬物之上下.左右者陰陽之道路.未知其所謂也.

岐伯曰.

所謂上下者.歳上下見陰陽之所在也.

左右者.諸上見厥陰.左少陰.右太陽.

見少陰.左太陰.右厥陰.

見太陰.左少陽.右少陰.

見少陽.左陽明.右大陰.

見陽明.左太陽.右少陽.

見太陽.左厥陰.右陽明.

所謂面北而命其位.言其見也.

 ここ大事!「天地者萬物之上下.左右者陰陽之道路」

はぁー中心をずらしながら関係がうごいてゆくんやね、一時もとまらない。

帝曰.何謂下.

岐伯曰.

厥陰在上.則少陽在下.左陽明.右太陰.

少陰在上.則陽明在下.左太陽.右少陽.

太陰在上.則太陽在下.左厥陰.右陽明.

少陽在上.則厥陰在下.左少陰.右太陽.

陽明在上.則少陰在下.左太陰.右厥陰.

太陽在上.則太陰在下.左少陽.右少陰.

所謂面南而命其位.言其見也.

上下相遘.寒暑相臨.氣相得則和.不相得則病.

 
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帝曰.氣相得而病者.何也.

岐伯曰.以下臨上.不當位也.

気があるのに病になるのはなんでや

下から上があてはまってないんや

 

帝曰.動靜何如.

岐伯曰.上者右行.下者左行.左右周天.餘而復會也.

 

帝曰.余聞鬼臾區曰.應地者靜.

今夫子乃言.下者左行.不知其所謂也.願聞何以生之乎.

 

岐伯曰.

天地動靜.五行遷復.雖鬼臾區.其上候而已.猶不能徧明.

夫變化之用.天垂象.地成形.七曜緯虚.五行麗地.

地者所以載生成之形類也.

虚者所以列應天之精氣也.

形精之動.猶根本之與枝葉也.仰觀其象.雖遠可知也.

 天と地、上と下、形と精、変化、上は天は午から未、申と右に降るかな。下、地は子から丑、寅と左から登るかな。まあ、上も下も右も左もぐるぐるまわるわけや。

帝曰.地之爲下.否乎.

岐伯曰.地爲人之下.太虚之中者也.

 

帝曰.馮乎.

岐伯曰.大氣擧之也.

燥以乾之.

暑以蒸之.

風以動之.

濕以潤之.

寒以堅之.

火以温之.

 

風寒在下.

燥熱在上.

濕氣在中.

火遊行其間.

寒暑六入.故令虚而生化也.

 

燥勝則地乾.

暑勝則地熱.

風勝則地動.

濕勝則地泥.

寒勝則地裂.

火勝則地固矣.

 

帝曰.天地之氣.何以候之.

岐伯曰.

天地之氣.勝復之作.不形於診也.

脉法曰.天地之變.無以脉診.此之謂也.

 常に変化するので、決まった形をおいかけてもしゃーない。水の流れ、リズム、音楽のようやね。脈しか無いんやと。

帝曰.間氣何如.

岐伯曰.隨氣所在.期於左右.

 

帝曰.期之奈何.

岐伯曰.

從其氣則和.違其氣則病.不當其位者病.迭移其位者病.失守其位者危.尺寸反者死.陰陽交者死.

先立其年.以知其氣.左右應見.然後乃可以言死生之逆順.

気の本来の順番を基準にするんやと。右左が逆なんはおかしいやろ?と。

「自然」の暑い、寒い、etc、地球の回転の秩序のはなし。

 

帝曰.寒暑燥濕風火.在人合之奈何.其於萬物.何以生化.

岐伯曰.

東方生風.風生木.木生酸.酸生肝.肝生筋.筋生心.

其在天爲玄.在人爲道.在地爲化.

化生五味.道生智.玄生神.化生氣.

神.在天爲風.在地爲木.在體爲筋.在氣爲柔.在藏爲肝.

其性爲暄.其徳爲和.其用爲動.其色爲蒼.其化爲榮.其蟲毛.其政爲散.其令宣發.其變摧拉.其眚爲隕.其味爲酸.其志爲怒.

怒傷肝.悲勝怒.

風傷肝.燥勝風.

酸傷筋.辛勝酸.

 

南方生熱.熱生火.火生苦.苦生心.心生血.血生脾.

其在天爲熱.在地爲火.在體爲脉.在氣爲息.在藏爲心.其性爲暑.其徳爲顯.其用爲躁.其色爲赤.其化爲茂.其蟲羽.其政爲明.其令鬱蒸.其變炎爍.其眚燔焫.其味爲苦.其志爲喜.

喜傷心.恐勝喜.

熱傷氣.寒勝熱.

苦傷氣.鹹勝苦.

 

中央生濕.濕生土.土生甘.甘生脾.脾生肉.肉生肺.

其在天爲濕.在地爲土.在體爲肉.在氣爲充.在藏爲脾.

其性靜兼.其徳爲濡.其用爲化.其色爲黄.其化爲盈.其蟲倮.其政爲謐.其令雲雨.其變動注.其眚淫潰.其味爲甘.其志爲思.思傷脾.怒勝思.

濕傷肉.風勝濕.甘傷脾.酸勝甘.

 

西方生燥.燥生金.金生辛.辛生肺.肺生皮毛.皮毛生腎.

其在天爲燥.在地爲金.在體爲皮毛.在氣爲成.在藏爲肺.

其性爲涼.其徳爲清.其用爲固.其色爲白.其化爲斂.其蟲介.其政爲勁.其令霧露.其變肅殺.其眚蒼落.其味爲辛.其志爲憂.

憂傷肺.喜勝憂.

熱傷皮毛.寒勝熱.

辛傷皮毛.苦勝辛.

 

北方生寒.寒生水.水生鹹.鹹生腎.腎生骨髓.髓生肝.

其在天爲寒.在地爲水.在體爲骨.在氣爲堅.在藏爲腎.

其性爲凛.其徳爲寒.其用爲.其色爲黒.其化爲肅.其蟲鱗.其政爲靜.其令.其變凝冽.其眚冰雹.其味爲鹹.其志爲恐.

恐傷腎.思勝恐.

寒傷血.燥勝寒.

鹹傷血.甘勝鹹.

五氣更立.各有所先.非其位則邪.當其位則正.

 

帝曰.病生之變何如.

岐伯曰.氣相得則微.不相得則甚.

 

帝曰.主歳何如.

岐伯曰.

氣有餘.則制已所勝.而侮所不勝.

其不及.則已所不勝.侮而乘之.已所勝.輕而侮之.

侮反受邪.侮而受邪.寡於畏也.

帝曰善.

五行、木、火、土、金、水、かいてあるそのとおりやね。

 

標本病傳論篇第六十五

 

黄帝問曰.病有標本.刺有逆從.奈何.

岐伯對曰.

凡刺之方.必別陰陽.前後相應.逆從得施.標本相移.

故曰.

有其在標而求之於標.

有其在本而求之於本.

有其在本而求之於標.

有其在標而求之於本.

故治有取標而得者.

有取本而得者.

有逆取而得者.

有從取而得者.

故知逆與從.正行無問.

知標本者.萬擧萬當.

不知標本.是謂妄行.

 標と本と従(順)と逆の組み合わせやね。標は木の枝葉で、本は幹。

枝だけでいい場合、元から治さなあかん場合、順番いろいろあるわね。

夫陰陽逆從.標本之爲道也.

小而大.言一而知百病之害.

少而多.淺而博.可以言一而知百也.

以淺而知深.察近而知遠.言標與本.易而勿及.

治反爲逆.治得爲從.

先病而後逆者.治其本.

先逆而後病者.治其本.

先寒而後生病者.治其本.

先病而後生寒者.治其本.

先熱而後生病者.治其本.

先熱而後生中滿者.治其標.

先病而後泄者.治其本.

先泄而後生他病者.治其本.

必且調之.乃治其他病.

先病而後先中滿者.治其標.

先中滿而後煩心者.治其本.

人有客氣.有同氣.

 一言で「道」を知れやね。大小、浅い深い、広い狭い、先と後、そして標と本。

 逆は戻せ!

ずらーっと先後のパターンで本を治せと、枝葉でええのは中満で病になったあとの中満は枝葉で、中満のあと心煩のやつは幹から治せと。

先後、逆従、時間、四時、季節にあってない、または反対の病は軽くない、重いと。

小大不利.治其標.

大利.治其本.

病發而有餘.本而標之.先治其本.後治其標.

病發而不足.標而本之.先治其標.後治其本.

 病で、浅くてわかりやすく大小便に問題があれば、まずそこを整えたらええんやと。大小便に異常がないのに病なのは深いでと。元を治さなと。

実、有余の病は幹から枝葉へ

虚、不足の病は枝葉から幹へ。

謹察間甚.以意調之.間者并行.甚者獨行.

先小大不利而後生病者.治其本.

 間と甚を見極めろと。大小便不利と病の両方のやつと、どっちか一つだけとでわける。

順番をみろと。大小便不利のあとで病生じるは枝葉でなく幹から治療。

夫病傳者.心病.先心痛.一日而欬.

三日脇支痛.五日閉塞不通.身痛體重.

三日不已死.冬夜半.夏日中.

病の伝達、心病は心痛から咳、脇の痛み、詰まって体全体痛く重く、三日たって、冬なら夜に、夏なら日中に死ぬでと。

 

肺病.喘欬.三日而脇支滿痛.

一日身重體痛.五日而脹.

十日不已死.

冬日入.夏日出.

肺病はかくかくしかじか、冬の日の入り、夏は日の出に死ぬでと。

 

肝病.頭目眩.脇支滿.三日體重身痛.

五日而脹.三日腰脊少腹痛.脛痠.

三日不已死.

冬日入.夏早食.

 痠は酸、痛。日の出ころの日食かな?

脾病.身痛體重.一日而脹.

二日少腹腰脊痛.脛痠.

三日背序筋痛.小便閉.

十日不已死.

冬人定.夏晏食.

晏は無雲、天清やから日中の時間帯の日食かな?人定は夜中

 

腎病.少腹腰脊痛.囲痠.三日背序筋痛.小便閉.

三日腹脹.

三日兩脇支痛.三日不已死.

冬大晨.夏晏晡.

 

序は説文で「東西牆也」牆は壁、たてにまっすぐかね。

三日して治らんかったら

冬の朝か夏のよく晴れた午後に死ぬ

 

 

胃病.脹滿.五日少腹腰脊痛.囲痠.

三日背序筋痛.小便閉.

五日身體重.

六日不已死.

冬夜半後.夏日昳.

胃、腹張って腰背中痛い、

だんだんすすんで六日で治らん

冬やったら夜、夏やったらゆうがた死ぬ

 

膀胱病.小便閉.五日少腹脹.腰脊痛.囲痠.

一日腹脹.

一日身體痛.

二日不已死.

冬雞鳴.夏下晡.

膀胱もしかり。臓腑の場所、空間と病の進行、予後、つまりいつ助かりいつ死ぬのかを予言者のように具体的にのべとるね。現代なら統計、確率を根拠にのべるわね。

 

諸病以次是相傳.如是者.皆有死期.不可刺.間一藏止.及至三四藏者.乃可刺也.

 

刺しても助からんやつと、その手前で治療したら治るやつ。

 

 

 

 

四時刺逆從論篇第六十四

 

厥陰有餘.病陰痺.

不足.病生熱痺.

滑則病狐疝風.

濇則病少腹積氣.

厥陰。有余で冷えて痺れと不足で熱で痺れと。んー浮腫んで痺れと脱水で痺れとか。

 

 

少陰有餘.病皮痺隱軫.

不足.病肺痺.

滑則病肺風疝.濇則病積溲血.

 少陰の余り、皮の痺、車にひかれたように?

不足は肺の痺

 

太陰有餘.病肉痺寒中.

不足.病脾痺.

滑則病脾風疝.

濇則病積.心腹時滿.

 太陰の余りと不足。そしてそれに対応するかな?滑と濇。滑るとひっくりかえるわけで、厥、風。濇はしぶってひっかかる、引っかかるとものがたまって積もる。

陽明有餘.病脉痺身時熱.

不足.病心痺.

滑則病心風疝.

濇則病積.時善驚.

陽明は余りは脈の痺、痺は溼病、湿のよう。時に熱。湿熱やね。

不足は心の痺。んー土の湿と火の熱のイメージ

滑は風、風は八風、八は別れる、分離。

あふれたり、曲がったり。

濇は説文解字では不滑。

 

 

太陽有餘.病骨痺身重.

不足.病腎痺.

滑則病腎風疝.

濇則病積.善時巓疾.

太陽(少陰腎) の虚実と滑濇

疝は腹痛で滑とセットやから風がついて激しい下痢とか。

濇は不滑やから便秘とかつまって極めは腸捻転。善時巓疾、便秘はつまって上にあがりまんね、無理して血圧あがったり、めまい、ふらふらとか。

 

少陽有餘.病筋痺脇滿.

不足.病肝痺.

滑則病肝風疝.

濇則病積.時筋急目痛.

 少陽、肝の虚実、滑濇

 

是故

春氣在經脉.

夏氣在孫絡.

長夏氣在肌肉.

秋氣在皮膚.

冬氣在骨髓中.

 そのとおりやね。

帝曰.余願聞其故.

岐伯曰.

春者.天氣始開.地氣始泄.凍解冰釋.水行經通.故人氣在脉.

夏者.經滿氣溢.入孫絡受血.皮膚充實.

長夏者.經絡皆盛.内溢肌中.

秋者.天氣始收.腠理閉塞.皮膚引急.

冬者.蓋藏.血氣在中.内著骨髓.通於五藏.

 

是故邪氣者.常隨四時之氣血而入客也.至其變化.不可爲度.然必從其經氣.辟除其邪.除其邪則亂氣不生.

朝昼晩一日の循環にもあてはまる

 

帝曰.逆四時而生亂氣奈何.

岐伯曰.

春刺絡脉.血氣外溢.令人少氣.

春刺肌肉.血氣環逆.令人上氣.

春刺筋骨.血氣内著.令人腹脹.

夏刺經脉.血氣乃竭.令人解漁.

夏刺肌肉.血氣内却.令人善恐.

夏刺筋骨.血氣上逆.令人善怒.

秋刺經脉.血氣上逆.令人善忘.

秋刺絡脉.氣不外行.令人臥不欲動.

秋刺筋骨.血氣内散.令人寒慄.

冬刺經脉.血氣皆脱.令人目不明.

冬刺絡脉.内氣外泄.留爲大痺.

冬刺肌肉.陽氣竭絶.令人善忘.

 春の外いきすぎと、上いきすぎと内(腹)にいきすぎベクトル

夏の脈の血気が尽きそうになって食べまくるもしくは食べられない。

夏の筋で肝木の逆気と怒

秋のタテ経脈の逆気と収斂、倒れる

秋のヨコ絡脈の内にこもるのと寝て動きたくない。

秋の筋で血が散って寒い、貧血

冬のタテ経脈の血気尽きて目が暗い、死が近い?

 冬のヨコで漏れて痺

冬の肉で陽気がなくなって倒れる

 

凡此四時刺者.大逆之病.不可不從也.反之則生亂氣.相淫病焉.

故刺不知四時之經.病之所生.以從爲逆.正氣内亂.與精相薄.

必審九候.正氣不亂.精氣不轉.

帝曰善.

 地球の回転にあわせて鍼せーへんかったら病はどんどん逆にひどくなるでーと

かならず、九つまり全部チェックして正気を精を傷つけるなと。

刺五藏.

中心一日死.其動爲噫.

中肝五日死.其動爲語.

中肺三日死.其動爲欬.

中腎六日死.其動爲嚔欠.

中脾十日死.其動爲呑.

刺傷人五藏.必死.其動則依其藏之所變.候知其死也.

五臓のうち

心にあたったら一日でしまいや、噫は

飽出息也(説文解字注)

息がつらくなる

肝にあたったら5日や、しゃべりまくる?

肺は3日、咳嗽

腎は6日、くしゃみとあくび

脾は10日、オエーと吐く

どの蔵にあたったかわかるであてたら時間差はあるけど死ぬで。

 

 

 

繆刺論篇第六十三

 

 黄帝問曰 余聞繆刺.未得其意.何謂繆刺.

岐伯對曰.

夫邪之客於形也.必先舍於皮毛.留而不去.入舍於孫脉.

留而不去.入舍於絡脉.

留而不去.入舍於經脉.内連五藏.散於腸胃.

陰陽倶感.五藏乃傷.此邪之從皮毛而入.極於五藏之次也.

如此則治其經焉.

今邪客於皮毛.入舍於孫絡.留而不去.

閉塞不通.不得入於經.流溢於大絡.而生奇病也.

夫邪客大絡者.左注右.右注左.上下左右.與經相干.而布於四末.

其氣無常處.不入於經兪.命曰繆刺.

 病のはいってくるルート、空間のはなし。右は左へ上へ下へは渦巻きやね。

帝曰.願聞繆刺.以左取右.以右取左.奈何.其與巨刺.何以別之.

岐伯曰.

邪客於經.左盛則右病.右盛則左病.

亦有移易者.左痛未已.而右脉先病.

如此者.必巨刺之.

必中其經.非絡脉也.

故絡病者.其痛與經脉繆處.故命曰繆刺.

 巨はものさしで、伏義伝説ですな。右と左という陰陽を上と下という陰陽にのせると回転してる竜巻が生まれまっせ。

ほんで繆は大麻草の葉の生え方で、本流の上下縦の龍が昇るイメージ、メルクリウスの螺旋、よこの絡でなく、縦をイメージした時の繆刺なんですな。

帝曰.願聞繆刺奈何.取之何如.

岐伯曰.

邪客於足少陰之絡.令人卒心痛暴脹.胸脇支滿.

無積者.刺然骨之前.出血.如食頃而已.

不已.左取右.右取左.

病新發者.取五日已.

 少陰はノドで、卒は死にそうにとか襟元あたりのことかな?然谷あたりの瀉血

食事を食べる時間ほどで治るでと

邪客於手少陽之絡.令人喉痺.舌卷口乾.心煩.臂外廉痛.手不及頭.

刺手中指次指爪甲上.去端如韭葉.各一痏.

壯者立已.老者有頃已.

左取右.右取左.

此新病.數日已.

手の少陽でノド痛、舌熱かな、手あがらんやつは、井穴つかえと。すぐなおるでと。クロス、巨刺やでと。

なんか、脳梗塞の匂いがしまんね。

 

邪客於足厥陰之絡.令人卒疝暴痛.

刺足大指爪甲上.與肉交者.各一痏.

男子立已.女子有頃已.

左取右.右取左.

 肝経やね。大とんのつぼ、男、女、右、左、麻、大麻草の葉のかたちはコンパスの円形を示唆しとるんやろね。ほんで、右左で回転運動。

邪客於足太陽之絡.令人頭項肩痛.

刺足小指爪甲上.與肉交者.各一痏.立已.

不已.刺外踝下三痏.

左取右.右取左.如食頃已.

太陽膀胱経ですな。

 

邪客於手陽明之絡.令人氣滿胸中.喘息而支胠.胸中熱.

刺手大指次指爪甲上.去端如韭葉.各一痏.

左取右.右取左.如食頃已.

大腸経。

 

 

邪客於臂掌之間.不可得屈.刺其踝後.

先以指按之.痛乃刺之.

以月死生爲數.

月生一日一痏.二日二痏.十五日十五痏.十六日十四痏.

 腕曲がらんやつ、さすって痛いところ、肘(かな?)の後ろ、刺せと。

月の満ち欠けの日数とこれ、刺す鍼の回数か、数のはなしちゃうかな?

 

邪客於足陽蹻之脉.令人目痛.從内眥始.

刺外踝之下半寸所.各二痏.

左刺右.右刺左.

如行十里頃而已.

 

目痛いやつ、足陽蹻之脉の申脈穴やね。目の晴明穴との関連。右左は回転渦巻きイメージやね。

 

人有所墮墜.惡血留内.腹中滿脹.不得前後.

先飮利藥.

此上傷厥陰之脉.下傷少陰之絡.刺足内踝之下.然骨之前血脉.出血.刺足跗上動脉.

不已.刺三毛上.各一痏.見血立已.

左刺右.右刺左.

善悲驚不樂.刺如右方.

  打撲の内出血かね、縦はケツイン肝経と静脈がかぶるね。よこは少陰腎で照海の瀉血、太衝と、あとあかんかったら大とん瀉血。右左とは「回転」を使えということ。つかってダイナミックに流せっちゅうことやろなー。悲、驚、内因は陰で右かな。

邪客於手陽明之絡.令人耳聾.時不聞音.

刺手大指次指爪甲上.去端如韭葉.各一痏.立聞.

不已.刺中指爪甲上.與肉交者.立聞.

其不時聞者.不可刺也.

 手陽明の絡、耳、時々聞こえないやつ、井穴つかえと。

 

耳中生風者.亦刺之如此數.

左刺右.右刺左.

 耳、難聴に大腸経の商陽の刺絡!

完全に聴力のない人は治らん。

風、聞こえたり聞こえなかったりは治るでと。

 

凡痺往來行無常處者.在分肉間痛而刺之.

以月死生爲數.用鍼者.隨氣盛衰.以爲痏數.鍼過其日數.則脱氣.不及日數.則氣不寫.

左刺右.右刺左.病已止.

不已.復刺之如法.

月生一日一痏.二日二痏.漸多之.

十五日十五痏.十六日十四痏.漸少之.

 シビレがとまらんやつ。痛いとこさせ

地球の自転、公転、月の満ち欠け気の盛衰をみながら鍼うてと。たらんのも、すぎるのもあかんジャストや!

邪客於足陽明之經.令人鼽衄.上齒寒.

刺足中指次指爪甲上.與肉交者.各一痏.

左刺右.右刺左.

 足陽明、鼻血、歯の寒。

上下縦の経絡先端から、端から、大きく右左のヨコのベクトルイメージやから

ダイナミックさが半端ない!

 

邪客於足少陽之絡.令人脇痛不得息.欬而汗出.

刺足小指次指爪甲上.與肉交者.各一痏.

不得息立已.汗出立止.

欬者温衣飮食.一日已.

左刺右.右刺左.病立已.

不已復刺如法.

少陽、脇、息しにくい、咳、汗。

邪客於足少陰之絡.令人嗌痛.不可内食.無故善怒.氣上走賁上.

刺足下中央之脉.各三痏.凡六刺.立已.

左刺右.右刺左.

腎経、ノド痛、食べられへん、易怒、気の上衝。

 

嗌中腫.不能内唾.時不能出唾者.刺然骨之前.出血立已.

左刺右.右刺左.

ノド腫れるやつ、つば痛くてのみこまれへんね。昔もいまも一緒。

然骨の刺絡と縦の経に対しての陰陽の右左。右上は左下に、左上は右下に邪気をひくんやな。ちなみに然谷の然の文字は説文解字では肰と火で犬の肉を焼く。

熱に関係するところ、動脈の拍動とか。

熱抜きなんやろね。

 

邪客於足太陰之絡.令人腰痛.引少腹控次.不可以仰息.

刺腰尻之解.兩胂之上.是腰兪.

以月死生爲痏數.

發鍼立已.

左刺右.右刺左.

脾経と腰痛。腰はまず少腹の引きつれが一番目やねんでー腹からなおすねんでーと。腿と臀のあたり刺せ!と。

肉、陰、月の満ち欠け、だいたい十五日周期のイメージで鍼の数調整しろと。つまり女性の生理がらみの腰痛が匂ってくるやん。

パチンと鍼してみー治るでと。

あとはまた回転イメージ。

 

邪客於足太陽之絡.令人拘攣背急.引脇而痛.

刺之從項始.數脊椎.侠脊疾按之.應手如痛.刺之傍三痏.立已.

 足太陽膀胱経、背中の痛み、脇に引かれるから、真ん中の侠脊上から下までの圧痛みろと。

邪客於足少陽之絡.令人留於樞中痛.髀不可擧.

刺樞中.以毫鍼.

寒則久留鍼.

以月死生爲數.立已.

 股関節の痛み、足の少陽、寒、置鍼

治諸經.刺之所過者.不病則繆刺之.

 繆刺しなはれ一網打尽や。

耳聾.刺手陽明.

不已.刺其通脉出耳前者.

耳聞こえへんなら手の陽明とれと、あかんかったら、耳の前刺せ!

 

 

齒齲.刺手陽明.

不已.刺其脉入齒中.立已.

歯は手の陽明で治せと。あかんかったら歯に入ってゆくところ狙え!

 

邪客於五藏之間.其病也.脉引而痛.時來時止.視其病.繆刺之於手足爪甲上.

視其脉.出其血.間日一刺.一刺不已.五刺已.

 繆刺、手足の井穴をしゃして、五臓の間の邪気を抜けと。

繆傳引上齒.齒脣寒痛.

視其手背脉血者去之.足陽明中指爪甲上一痏.手大指次指爪甲上各一痏.立已.

左取右.右取左.

足の陽明と手の陽明、手背みる、血色悪い、唇、歯ぐきとか。麻の葉っぱと手足の指と重なりマンネ。繆刺ちゅうのは

右から左、左から右のらせんイメージで井穴つかって邪を引くんちゃうかな。

 

邪客於手足少陰太陰足陽明之絡.此五絡皆會於耳中.

上絡左角.五絡倶竭.令人身脉皆動.而形無知也.其状若尸.或曰尸厥.

刺其足大指内側爪甲上.去端如韭葉.後刺足心.後刺足中指爪甲上.各一痏.後刺手大指内側.去端如韭葉.後刺手心主.少陰鋭骨之端.各一痏.立已.

不已.以竹管吹其兩耳.

鬄其左角之髮.方一寸.燔治.飮以美酒一杯.

不能飮者潅之.立已.

 少陰、太陰、陽明の絡、左耳?拍動あるが、死んでるみたいな患者、脾経、腎経、胃経の井穴。あかんかったら耳に竹のツツの笛?楽器の音をきかせなはれ。

左耳のまわり髪四角にそって焼き針と酒のませと。

凡刺之數.先視其經脉.切而從之.

審其虚實而調之.不調者.經刺之.

有痛而經不病者.繆刺之.

因視其皮部有血絡者.盡取之.此繆刺之數也.

よう虚実みて経、刺せと

経に問題ないのに痛みあるなら絡、繆刺しなはれと。