関西素問亭

君と宇宙とシンクロしたいんや。関西亭扁奈雀はんが鍼灸古典素問にブツブツゆうブログ。

六微旨大論篇第六十八

 

黄帝問曰.

嗚呼遠哉.天之道也.如迎浮雲.若視深淵.視深淵.尚可測.迎浮雲.莫知其極.夫子數言謹奉天道.余聞而藏之.心私異之.不知其所謂也.

願夫子溢志.盡言其事.令終不滅.久而不絶.天之道.可得聞乎.

岐伯稽首再拜.對曰.明乎哉問天之道也.此因天之序.盛衰之時也.

 

帝曰.願聞天道六六之節.盛衰何也.

岐伯曰.

上下有位.左右有紀.

故少陽之右.陽明治之.

陽明之右.太陽治之.

太陽之右.厥陰治之.

厥陰之右.少陰治之.

少陰之右.太陰治之.

太陰之右.少陽治之.

此所謂氣之標.蓋南面而待也.

上下でみて右左は子午回転やね。 

 

故曰.因天之序.盛衰之時.移光定位.正立而待之.此之謂也.

 

少陽之上.火氣治之.中見厥陰.

陽明之上.燥氣治之.中見太陰.

太陽之上.寒氣治之.中見少陰.

厥陰之上.風氣治之.中見少陽.

少陰之上.熱氣治之.中見太陽.

太陰之上.濕氣治之.中見陽明.

所謂本也.本之下.中之見也.見之下.氣之標也.本標不同.氣應異象.

ここ重要やねー

天の気とそれに対応する臓と腑と本と標やね。

たとえば中が太陰なら外が陽明で、家でゆったら火をつくって料理する台所、竈やね。グツグツ火をつかって、風、空気(肺)をつかって、鍋は脾。素材から新しいものをクリエイトするところ。生理学ではATP産生のはなしかね。サウナのように蒸しますな。心の君火(精神的な火)とまたちゃうで。

太陰の脾と肺で火をつかって「化」したものを陽明の胃と大腸で熱いタオルをしぼるように真ん中から全体へ分配してゆくのだす。これは体温をつくってるともいえまんね。

ほんで、体温あがりすぎたり下がりすぎたらあかんから、太陽と少陰のはなしやね。体温、熱でとらえると傷寒論みたいに6でキレイにわかりやすいね。

体温をつくる台所に対して、家の水回りやね。もし火事になったら井戸から水くんできてバケツで火を消しますわな。

井戸が文句なく少陰腎ですわ。

ほんで水びたしになって火が消えてもうては困るから少陰心の君火とセットやね。腑の水のルートとして小腸と膀胱が準備されてるわけや。

はぁーうまいことつくってありまんね。

ドロドロの荒く熱く重い濁気、いずれウンコのルートとしての胃と大腸

ピュアな清い軽い清気、いずれ汗とおしっこのルートとしての小腸と膀胱

つまり火をつくるモノと火と火を守る火と水と最後にその差「風」を調整する厥陰と少陽、気の流れる差、ムラ、高低をヨコから支えてるんやわ。火と水のタテ軸の柱をヨコから棒が倒れないように棒が折れないようによこから両手で包む感じちゅうんかな。上の火と真ん中の火と下の水のタテの子午ラインをヨコから圧力をかけると、回転がはじまるやん!

木からはじまる五行っちゅうわけや。

陰陽、火と水の回転でいわゆる陰陽五行なんやで。2と5とほんでここで、6との対応、標と本、12で12干の回転と経絡の循環にもつながりますな〜。はぁーうまいことできてる。

真ん中の火に水が多いと湿、少ないと燥

陽明と太陰やね。

上の火に下の水が少ないと熱、陰気が多いと寒

太陽と少陰やね。

左右、ヨコ左右はシーソー、天秤みたいにバランスをとっていて、フイゴで炉に風を調整しながら送ってるわけやね。はじめチョロチョロナカパッパ、全体の火の調整と風の調整

少陰と厥陰やね。

6をにらみながらの火加減と水加減や。

 

 

帝曰.其有至而至.有至而不至.有至而太過.何也.

岐伯曰.至而至者和.至而不至.來氣不及也.未至而至.來氣有餘也.

 

帝曰.至而不至.未至而至.如何.

岐伯曰.應則順.否則逆.逆則變生.變則病.

 そりゃあそうやね。朝なのに鳴かない、夜に朝だよとなく鶏は病気やね。

モノノドウリ、キノドウリ、「理」やで。

帝曰善.請言其應.

岐伯曰.物生其應也.氣脉其應也.

 

帝曰善.願聞地理之應六節氣位.何如.

岐伯曰.

顯明之右.君火之位也.

君火之右.退行一歩.相火治之.

復行一歩.土氣治之.

復行一歩.金氣治之.

復行一歩.水氣治之.

復行一歩.木氣治之.

復行一歩.君火治之.

相火之下.水氣承之.

水位之下.土氣承之.

土位之下.風氣承之.

風位之下.金氣承之.

金位之下.火氣承之.

君火之下.陰精承之.

 

帝曰.何也.

岐伯曰.亢則害.承廼制.制則生化.外列盛衰.害則敗亂.生化大病.

君火と相火と

五行の相生と相克の関係のことかね。則と承。

 

帝曰.盛衰何如.

岐伯曰.非其位則邪.當其位則正.邪則變甚.正則微.

 

帝曰.何謂當位.

岐伯曰.木運臨卯.火運臨午.土運臨四季.金運臨酉.水運臨子.所謂歳會氣之平也.

 

帝曰.非位何如.

岐伯曰.歳不與會也.

 

 

帝曰.

土運之歳.上見太陰.

火運之歳.上見少陽少陰.

金運之歳.上見陽明.

木運之歳.上見厥陰.

水運之歳.上見太陽.奈何.

岐伯曰.天之與會也.故天元冊曰天符.

キチンと 回転してる地球と太陽を誰もとめられへんし、「位」は説文解字

列中庭之左右謂之位

列、右左を外れたのが邪、非其位則邪やね。

 

天符歳會何如.

岐伯曰.太一天符之會也.

 

帝曰.其貴賎何如.

岐伯曰.天符爲執法.歳位爲行令.太一天符爲貴人.

 

帝曰.邪之中也奈何.

岐伯曰.

中執法者.其病速而危.

中行令者.其病徐而特.

中貴人者.其病暴而死.

 

帝曰.位之易也何如.

岐伯曰.

君位臣則順.

臣位君則逆.

逆則其病近.其害速.

順則其病遠.其害微.

所謂二火也.

 

帝曰善.願聞其歩何如.

岐伯曰.所謂歩者.六十度而有奇.故二十四歩.積盈百刻而成日也.

 

帝曰.六氣應五行之變何如.

岐伯曰.位有終始.氣有初中.上下不同.求之亦異也.

 

帝曰.求之奈何.

岐伯曰.天氣始於甲.地氣始於子.子甲相合.命曰歳立.謹候其時.氣可與期.

 

帝曰.願聞其歳六氣.始終早晏何如.

岐伯曰.明乎哉問也.

甲子之歳.

初之氣.天數始於水下一刻.終於八十七刻半.

二之氣.始於八十七刻六分.終於七十五刻.

三之氣.始於七十六刻.終於六十二刻半.

四之氣.始於六十二刻六分.終於五十刻.

五之氣.始於五十一刻.終於三十七刻半.

六之氣.始於三十七刻六分.終於二十五刻.

所謂初六.天之數也.

 

乙丑歳.

初之氣.天數始於二十六刻.終於一十二刻半.

二之氣.始於一十二刻六分.終於水下百刻.

三之氣.始於一刻.終於八十七刻半.

四之氣.始於八十七刻六分.終於七十五刻.

五之氣.始於七十六刻.終於六十二刻半.

六之氣.始於六十二刻六分.終於五十刻.

所謂六二.天之數也.

 

丙寅歳.

初之氣.天數始於五十一刻.終於三十七刻半.

二之氣.始於三十七刻六分.終於二十五刻.

三之氣.始於二十六刻.終於一十二刻半.

四之氣.始於一十二刻六分.終於水下百刻.

五之氣.始於一刻.終於八十七刻半.

六之氣.始於八十七刻六分.終於七十五刻.

所謂六三.天之數也.

 

丁卯歳.

初之氣.天數始於七十六刻.終於六十二刻半.

二之氣.始於六十二刻六分.終於五十刻.

三之氣.始於五十一刻.終於三十七刻半.

四之氣.始於三十七刻六分.終於二十五刻.

五之氣.始於二十六刻.終於一十二刻半.

六之氣.始於一十二刻六分.終於水下百刻.

所謂六四.天之數也.

 

次戊辰歳.初之氣.復始於一刻.常如是無已.周而復始.

 

帝曰.願聞其歳候何如.

岐伯曰.悉乎哉問也.

日行一周.天氣始於一刻.

日行再周.天氣始於二十六刻.

日行三周.天氣始於五十一刻.

日行四周.天氣始於七十六刻.

日行五周.天氣復始於一刻.

所謂一紀也.

是故寅午戌歳氣會同.

卯未亥歳氣會同.

辰申子歳氣會同.

巳酉丑歳氣會同.

終而復始.

 

 

帝曰.願聞其用也.

岐伯曰.

言天者求之本.

言地者求之位.

言人者求之氣交.

 

帝曰.何謂氣交.

岐伯曰.上下之位.氣交之中.人之居也.

 

故曰.

天樞之上.天氣主之.

天樞之下.地氣主之.

氣交之分.人氣從之.萬物由之.此之謂也.

 

帝曰.何謂初中.

岐伯曰.初凡三十度而有奇.中氣同法.

 

帝曰.初中何也.

岐伯曰.所以分天地也.

 

帝曰.願卒聞之.

岐伯曰.初者地氣也.中者天氣也.

 

 

帝曰.其升降何如.

岐伯曰.氣之升降.天地之更用也.

 

帝曰.願聞其用何如.

岐伯曰.

升已而降.降者謂天.

降已而升.升者謂地.

天氣下降.氣流于地.

地氣上升.氣騰于天.

故高下相召.升降相因.而變作矣.

 天と地の陰陽が昇降しながら回転していてその間が人になる。5と6と 十干十二支、その法則を知れば邪に対応できるわけや。このスケールの大きさ!

ちっちゃな現代人の自我で経絡なんかわかるはずがないわ。

帝曰善.寒濕相遘.燥熱相臨.風火相値.其有聞乎.

岐伯曰.氣有勝復.勝復之作.有徳有化.有用有變.變則邪氣居之.

 気はまじあったりぶつかったり、用の場合も變の場合もある

帝曰.何謂邪乎.

岐伯曰.

夫物之生.從於化.物之極.由乎變.變化之相薄.成敗之所由也.

故氣有往復.用有遲速.四者之有.而化而變.風之來也.

康煕字典より天地隂陽運行,自有而無,自無而有,萬物生息則爲化

帝曰.

遲速往復.風所由生.而化而變.故因盛衰之變耳.

成敗倚伏.遊乎中.何也.

岐伯曰.成敗倚伏.生乎動.動而不已.則變作矣.

 康煕字典より變,動也、

風の吹く方角、力、諸々で往復遅速、様々な偏差、「差位」が生まれ、だからこそ「動」で、「變」で「化」ちゅうことかね。

 

帝曰.有期乎.

岐伯曰.不生不化.靜之期也.

 きた!だから、「静」とは?

帝曰.不生化乎.

岐伯曰.

出入廢.則神機化滅.升降息.則氣立孤危.故非出入.則無以生長壯老已.

非升降.則無以生長化收藏.

是以升降出入.無器不有.

故器者生化之宇.器散則分之生化息矣.

故無不出入.無不升降.化有小大.期有近遠.四者之有.而貴常守.反常則災害至矣.

故曰.無形無患.

此之謂也.

 昇降つまり天と地、出入り、つまりうちと外の「動」がなければ、生きて長じて化してゆくことはない。

生が「化」して器になりそこを気が昇降出入りしている。いろいろな器があり、だからその常を守りで散ってしまわないようにと。

帝曰善.有不生不化乎.

岐伯曰.悉乎哉問也.與道合同.惟眞人也.

帝曰善.

静とは真人ですわ